張家界国家森林公園
張家界国家森林公園は湖南省の北西部の張家界に位置します。市区の永定区から32キロぐらい離れており、武陵源から28キロあります。1982年、国務院が国家発展改革委員会に委任し、認定されて成り立った中国で初めての国家森林公園です。1992年12月に、奇特な石英砂岩峰林によって、国連の世界自然遺産に指定され、また、2004年2月に世界地質公園に指定されました。

公園の自然風景は峰が珍しくて、谷が静かで、林によって秀を見られます。ここでは、それらの石の峰は人間の如く、獣の如く、物の如く、生き生き生えているように見えるので、沖天の勢いが壮観です。そして、峰の間に峡谷があり、渓流がさらさら流れて、光がほとんど見えません。だから、公園には「三千の奇峰あり、八百の秀水あり」との美称があります。公園は自然風景がきれいであるのみならず、植物と野生の動物の資源に富んでいて、森林率も98パーセントを占め、生物と酸素の巨大な宝庫で、「自然博物館と自然植物園」とも呼ばれています。

公園は中亜熱帯気候に属し、高山と峡谷と茂った森林があるため、独特な森林気候が形成されます。ここの年間平均気温は約冬の9.6℃から夏の16.8℃までで、空気がおいしくマイナス酸素イオンに富んでいて、人に優しいのでその中に身を置き、レジャー楽しみながらリフレッシュできる避暑地になっています。
公園は市区、空港と駅から28キロ離れており、交通がとても便利です。そして、公園では、58キロの国際標準的な遊歩道や、安全で快適なロープウェーや蓄電池の車も設備されています。

公園が設立されてからの20年余りの間に、その知名度はだんだん高まってきています。我が国の党と政府と軍隊の主なリーダー及び一部分の外国元首と有名人は相次いでここに来て観光したり、視察したりしました。1995年3月27日、元主席の江沢民は公園を視察し、「張家界を世界史上の有名な観光景勝地として建設させる」と題辞を書きました。
公園の中には、黄石寨、金鞭渓と天子山の三つの主な旅行線路があります。


