黄石寨
黄石寨は張家界森林公園の西に位置します。また黄獅寨、あるいは黄氏寨とも言います。言い伝えによると、張良という漢代の留候はここに隠遁する時、困難に遭い、師父に救われたそうです。張良が師父黄石公を記念するため、黄石寨という名を付けました。それは黄石寨という名の由来の一つです。また、遠くから眺めると勇猛なライオンの形に見えますから、黄獅寨とも言います。

黄石寨の頂上は一つの台地で、標高約1080メートルの雄大で広々とした観光テラスです。寨の頂上は面積が165000平方メートルです。南西から北東にかけて少し傾いています。その周りに木が生い茂った懸崖絶壁から天を凌ぐ観光テラスがたくさん姿を現しています。

黄石寨は、標高が約1200メートルで、面積が250000平方メートルです。張家界森林公園の中で最も注目されている観光テラスです。主な観光スポットは20ヶ所余りがありますから、「黄石寨に登らなかったら、張家界に来たとは言えない」という説があります。黄石寨に登る遊歩道は北と南の二つのほかに、山の裏の老磨湾から行ける砂と石で作られた車道もあります。南から黄石寨に登ったら、観光スポットとしては、「天書宝箱」、「南天の一柱」、「摘星台」、「天橋遺墩」、「六奇閣」などすばらしいスポットが見られます。また、頂上に登るにはロープ·ウエーを利用することもできます。

六奇閣は黄石寨の頂上にあり、三階建ての建物です。なぜ六奇閣と称されるのかというと、山の奇、水の奇、雲の奇、石の奇、植物の奇、動物の奇の六つに由来します。1995年3月、我が国の元国家主席の江沢民は六奇閣に上って黄石寨の独特の風景を眺めました。


